3. ユーロドル日中1.07台後半で小動き、米FOMC結果待ち　(3/22夕)

ユーロドル日中1.07台後半で小動き、米FOMC結果待ち　(3/22夕)

22日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

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ユーロドル日中1.07台後半で小動き、米FOMC結果待ち　(3/22夕)

ユーロドル日中1.07台後半で小動き、米FOMC結果待ち

22日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。朝方1.0767レベルで取引が始まったユーロドルは、FOMCの結果公表を明日未明に控え、日中1.0765-77のごく狭いレンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後やや上下に取引レンジを広げたものの、1.0759-93と1.07台後半の取引にとどまっており、東京時間18:30現在は1.0790レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、新たな金融機関の危機発生が回避されていること、米イエレン財務長官が、講演で今後も中小の金融機関の破綻が発生した場合には、銀行システムがリスクにさらされないよう万全の対応をとることを明言したこと等で、金融機関の信用リスクへの懸念がやや和らぎ、米長期金利と欧米株価が上昇。ユーロドルはリスク選好の回復を反映する形でアジア時間の1.07台前半から、米国時間にかけて一時1.0793まで上げて、1.07台後半で東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩の上昇で一目均衡表の「雲」の中に突入。主要テクニカルポイントは、はるか下の1.06台前半から半ばまでに集中していて、ユーロ買い地合いが強まっています。

ただ、今晩のFOMCは、政策金利は8割の確率での0.25%の引き上げがコンセンサスですが、一部で見送り観測も燻ぶり、それ以外にも経済見通しでの政策金利予測や、今回の米銀連続破綻時には既にFOMC前のブラックアウト期間に入っていてここまで一切発言のなかったパウエル議長の会見等、不確定要素が多く波乱含みです。

序盤の欧州主要株価指数は、まちまちの動き。FOMCの結果公表は明日未明3:00、パウエル議長の記者会見は3:30からの予定です。

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