トルコリラアップデート(2016年10月21日)

昨日のトルコ中銀政策金利発表のあと、トルコリラが買われる動きとなっています。

トルコリラアップデート(2016年10月21日)

トルコリラアップデート

昨日のトルコ中銀政策金利発表のあと、トルコリラが買われる動きとなっています。
トルコリラが買われた理由は、政策金利(1週間レポ金利)7.50%、借入金利(下限)7.25%はコンセンサス通り現状維持となったものの、貸出金利(上限)も8.25%で現状維持となったことによるものです。

   (上段トルコリラ円、下段ドルトルコリラの1時間足チャート)

   (上段トルコリラ円、下段ドルトルコリラの1時間足チャート)

トルコでは今年の3月以降、貸出金利を10.50%から現在の8.25%まで毎月下げてきており、今回も0.25%下げ8.00%とするとの見方がコンセンサスであったためです。毎月下げていたから今回もという見方のほうが短絡的だったとは思いますし、前回9月の上限金利引き下げで、下限と上限との幅が1.0%で中央銀行としてはこの幅が妥当であると現状考えているようです。

今週はドル円が円安気味に推移してきていたためトルコリラ円も上昇していましたが、ここに来てトルコリラの買い材料が出てきたことから、短期的にはこれまでのトルコに対する不安からの売りが一巡し、落ち着いた動きとなってきたと言えそうです。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る