イエレン議長の「高圧経済」(2016年10月21日)

イエレン議長は14日の講演で

イエレン議長の「高圧経済」(2016年10月21日)

ドル円:10月21 日のファンダメンタル分析

高圧経済は継続的な緩和を示唆?

東京市場ではスタート直後から日経平均株価が17000円台に乗せ大幅高となり、その動きがドル円では円安のきっかけとなりました。その後の米国大統領候補によるTV討論会では何のサプライズも無かったことでクリントン氏優勢との見方は変わらず、ドルを下支えする材料のひとつとなりました。日経平均株価は先物の夜間取引で一段高となったことに加え、ユーロ売りの動きも加わり104円台乗せ、終日円安地合いでの取引が続きました。

ドル円:10月21 日のテクニカル分析

ドル円は、103円台前半の買いと104円台半ばの売りとに挟まれる中、昨日は日経平均上昇がきっかけとなり再び高値圏へと戻る動きとなっています。しかし、円に関してはこれまでのレンジを抜けるほどの材料も無く、TV討論会、ECB理事会とイベントを通過したことから、依然として104円台半ばでは売りたい向きが残っていると考えられます。週末を前に利食いも出て来ると考えられ、本日は104.30レベルをレジスタンスに、103.80レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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