ユーロドル1.06近辺で方向感に欠ける動き
24日の東京市場でユーロドルは1.06を挟んでのもみ合い。朝方、1.0601レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0590-615の狭いレンジでの取引に終始。夕刻欧州勢参入後は、独4QGDPの下方修正、米長期金利の反発等に一旦1.0580まで下値を広げましたが大きな動きとはならず、東京時間18:00現在は1.0590レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米長期金利上昇や1月欧州圏CPIの伸び率鈍化に一時1.0578まで下落しましたが、米株の反発とともに持ち直し、1.0594レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、一目均衡表の「雲」の中を軟調に推移。1.0690の転換線が当面のレジスタンス。上方向の1.0740近辺の21日線や「雲」上限はやや遠い反面、本日1.0527レベルの90日移動平均線や、節目の1.0500を割り込むとユーロ売り地合いが加速しそうです。
序盤の欧州主要株価指数は、昨日終盤の米主要株価指数が持ち直したことを受けておおむね堅調推移。今晩この後は、22:30に米1月個人所得・個人消費支出、1月PCEコアデフレーター、24:00には米1月新築住宅販売、およびミシガン大消費者信頼感の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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