9月NZ・PMI(企業景況感)指数予想(2016年10月12日)

明日13日(木曜日)朝6時半にNZのPMI指数(企業景況感指数)の発表が予定されています。

9月NZ・PMI(企業景況感)指数予想(2016年10月12日)

9月NZ・PMI(企業景況感)指数予想

明日13日(木曜日)朝6時半にNZのPMI指数(企業景況感指数)の発表が予定されています。残念ながら、9月分を予想しているエコノミストが見当たらず、予想数値を利用できませんが、11日の中銀副総裁による追加緩和を匂わす発言後の経済指標ですので注目度が上がっています。
この数値は特に7月・8月は数値悪化しているので、緩和には格好の材料にされそうです。

(前回までの数値)

(1)項目

(1)項目

8月は総合指数が悪化していますが、内容的には7月と比べ生産と雇用が足を引っ張っています。一方で新規受注は増加しており、今回の9月分は50以下になった雇用がどの位回復するかが注目されます。

(2)PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均

(2)PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均

PMI指数は50を基準に「良し・悪し」を示していますが、NZ経済は好調さを維持しているので、55(赤い線)に基準ラインを設けています。2015年はその赤いラインを下回っていましたが、2016年に入ると上昇しました。しかしながら、ここ2か月のPMIは悪く、現在は55を維持できるか否かのところまで落ちています。
低インフレの条件にNZドル高や世界経済の低成長を挙げていましたが、国内からも先行きに対する懸念広がると、緩和の条件が1つ増してきます。数値次第では為替相場に与える影響が大きい状況ですので要ウォッチとなります。
相場は昨日の中銀副総裁発言後は0.7048付近を底に40ポイント程度NZドル高に反発しています。まだNZドル上昇ラインの下限0.6970を維持していますが、明日の数値でこのレベルを試す動きがでるか注目しています。(10月12日13時40分、1NZドル=0.7081米ドル)

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る