ドル円下値は硬く上値は重く(2016年10月12日)

12日の東京市場では前日の米企業業績悪化懸念からの米国株安を受け株、為替ともに上値の重い展開となりました。

ドル円下値は硬く上値は重く(2016年10月12日)

ドル円下値は硬く上値は重く

12日の東京市場では前日の米企業業績悪化懸念からの米国株安を受け株、為替ともに上値の重い展開となりました。日経平均株価の終値は184円安の16,840円と17,000円台を維持できませんでした。
ドル円も朝方は103円台前半で取引されましたが底堅く推移、午後には103円台後半にしっかりと載せてきましたが103.60台が重く高値は103.68止まり。
本日朝方に本邦の機械受注が発表となり事前予想前月比-4.7%よりやや良化-2.2%となっています。

午後三時過ぎにはトヨタとスズキが業務提携に向けた検討を開始するとの報道が流れましたが市場に対する影響は限定的なものでした。
今晩は午前3時に9月のFOMC議事録の公表があります。その後の雇用統計の内容や、FRB関係者の発現により開催された9/20-21時点よりは年内利上げの確率はやや高まっていますが、討議の内容が注目されます。序盤の欧州株価指数先物はおおむね弱含みで推移。

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