米金利先高観測が高まる中、市場のドル買い戻し志向は引き続き健在。
円の見通し不透明、ドル材料中心の相場
東京市場からドル円は底堅い動きとなり、振れこそ大きくは無いものの高値安値とも切り上げる展開が続きました。ユーロドルもポンド売りに引っ張られて上値が重たい流れとなっていましたが、海外市場に移り米金利が上昇する動きとともにドル買いの動きが目立ちました。ドル円はロンドンフィキシングで買いが出たとの話もあり104円台に乗せると一気に104.48レベルと9月高値を更新、数日足踏みしていたものの再びドル高トレンドへ回帰してきました。
ドル円:10月13 日のテクニカル分析
ドル円は、102円台前半から104円台前半の短期的なレンジを形成すると思われましたが、昨日の全般的なドル買いとNY市場における円売りの動きによって9月高値を更新、104円台後半から105円を視野に入れる展開となってきました。ポンドの売りが強いこともドル買いを支えているため、これで当面円高方向への動きは難しくなってきたと考えられます。本日は、104.10レベルをサポートに、104.70レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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