9月NZPMI(企業景況感)指数結果(2016年10月13日)

本日(13日)NZの9月PMI指数(企業景況感指数)が発表されました。 結果は8月の55.2(←55.1改訂)から大きく改善し57.7となりました。

9月NZPMI(企業景況感)指数結果(2016年10月13日)

9月NZPMI(企業景況感)指数結果

本日(13日)NZの9月PMI指数(企業景況感指数)が発表されました。
結果は8月の55.2(←55.1改訂)から大きく改善し57.7となりました。心配された雇用も50を越えました。まだこの傾向が続けられるのかはこの先を待たねばなりませんが、当面の追加緩和材料にはならない数値となりました。尚、各数値は下記に表となっています。

9月NZPMI(企業景況感)指数結果

8月は55.1が55.2、7月は55.5が55.6に小幅の上方修正となっています。概ね各指標が上向きの修正になっています。

          PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均 

          PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均 

NZ経済は比較的好調なので基準ラインを55に設けています。2016年央から下降気味のラインが反発して来ました。移動平均線はまだ横ばい傾向なので予断許しませんが、ひとまず追加緩和材料にはなりませんでした。雇用は50台を回復したものの、7月のPMI総合55.6時の雇用54.1と比較しても悪い数値です。PMI自体は先行きを示す指標なので、その意味ではあまり芳しい数値とは言えないかもしれません。
相場は発表前に1NZドル=0.7060米ドル付近でしたが、現在のNZドル弱含み地合いの中では材料視されず、0.7037〜57レンジで保合い状況となっています。NZドル自体が追加緩和期待で弱い上、利上げ観測で米ドル全面高の地合いですので、NZドルの反発力が弱く、0.6970にあるサポートラインを試したい流れにいます。(10月13日11時15分、1NZドル=0.7046米ドル)

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