ユーロドル1.06台、イベント通過で方向感に欠ける動き (12/16夕)

16日の東京市場でユーロドルはイベント通過で1.06台半ばを中心とした小動き。

ユーロドル1.06台、イベント通過で方向感に欠ける動き (12/16夕)

ユーロドル1.06台、イベント通過で方向感に欠ける動き

16日の東京市場でユーロドルはイベント通過で1.06台半ばを中心とした小動き。朝方1.0624レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0620-63レンジでのもみ合いに終始。夕刻欧州勢参入後も状況は変わらず、東京時間18:30現在は1.0630レベルで取引されています。夕刻発表された独、ユーロ圏の12月PMI速報値は前月、事前予想を上回る結果となりましたが、ユーロドル相場への影響は限定的でした。

昨晩海外市場では注目されたECB理事会でECBは市場予想通り0.5%に利上げ幅を縮小して利上げを実施。ただ、続くラガルド総裁の記者会見では、ユーロ開始以来最悪のインフレの鎮静化のため今後同様の幅での利上げが続くと警告、利上げ幅の縮小をECBの政策転換と考えるのは誤りだ、と予想外の強いタカ派姿勢を示しました。これに米11月小売売上高の急激な悪化等米指標の不冴えも加わり、欧米主要株価指数は暴落。ユーロドルは金利先高観から一時1.0735まで買われたものの、株価下落に伴うリスク回避のドル買いに終盤にかけて急落、一旦1.06を割り込んだ後1.06台前半でアジア時間につなぐ荒い値動きとなりました。

テクニカルにはユーロドルは引き続き主要レジスタンスラインの上での推移が続いており、ユーロ買い地合いが続いています。

序盤の欧州主要株価指数は本日もほぼ全面安の様相。今晩この後は23:45に米12月製造業・サービス業PMI速報値の発表が予定されています。

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