ユーロドル1.06台を軟調推移、ECB理事会、米小売売上高等材料多い (12/15夕)

15日の東京市場でユーロドルは1.06台で軟調推移。

ユーロドル1.06台を軟調推移、ECB理事会、米小売売上高等材料多い (12/15夕)

ユーロドル1.06台を軟調推移、ECB理事会、米小売売上高等材料多い

15日の東京市場でユーロドルは1.06台で軟調推移。朝方1.0682レベルで取引が始まったユーロドルは、日中、株、米債券等の市場に大きな動きのない中で、対主要通貨でドル買いが進行した流れを受けて、夕刻にかけ1.06台半ばを割り込む水準まで下落。欧州勢参入後は米株先物の下落も加わって、ユーロ売りが加速。東京時間18:30現在は1.0608レベルで取引されています。

昨晩FOMCは予想通りの0.5%の利上げを実施。ターミナル金利予想の上昇も市場予想の範疇で、パウエル議長の会見での発言はまだら模様という、市場が反応しづらい内容でしたが、ここへきて利上げ長期化のリスクサイドが再度クローズアップされているためか、株の売り、リスク回避のドル買いが強まっている感じです。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩FOMC後の乱高下で一旦1.0695まで上値を拡大したものの以後は反落。ただ、今のところ本日1.0569レベルにある転換線までは後退しておらず、ユーロ買い地合いは継続中です。

今晩この後は英中銀、ECBの金融政策発表が予定されており、欧州通貨的には波乱含み。市場ではどちらも米国同様0.5%の利上げが予想の中心です。もし違う結果となった場合にはユーロにもそれなりのインパクトはありそうですが、どちらかといえば英中銀のほうが結果を読みにくい状況です。また、米国でも11月の小売売上高や、NY連銀製造業景気指数を含む重要指標の発表が比較的多く、結果がユーロドルにとって片寄った場合には、それなりのインパクトがありそうです。

序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面安。今晩この後は下記スケジュールでイベントがあります。

21:00 英中銀MPC結果発表
22:15 ECB理事会結果発表
22:30 米12月NY連銀製造業景況指数
    米12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
    米11月小売売上高
    米新規失業保険申請数
22:45 ラガルドECB総裁会見
23:15 米11月鉱工業生産、設備稼働率
24:00 米10月企業在庫

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ユーロドル日足

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