ユーロドル1.00台後半で横ばい推移、米中間選挙結果待ち
9日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。朝方1.0071レベルで取引が始まったユーロドルは、米中間選挙の開票が進んだものの、上院での勝敗が明らかにならない中で様子見が続き、1.0056-88の狭いレンジでの取引に終始。東京時間17:00現在は1.0064レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米金利上昇に伴うドル買い圧力や、欧州株の冴えない動きから、欧州勢参入後一時安値0.9973まで下落する場面がありました。しかし、ECB関係者のタカ派発言、米金利低下に伴うドル売り圧力、重要イベント(米中間選挙や米10月消費者物価指数)を控えたポジション調整、欧州株の持ち直し等が支援材料となり、米国時間午後にかけて、高値1.0096まで急伸、そのまま高値圏で東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の上昇で90日移動平均線を上放れ、ユーロ買い地合いが強まっています。このまま米中間選挙とCPIを乗り切れば、9/28安値0.9536を底値として、中期上昇基調に転じた可能性が濃厚となってきます。
序盤の欧州主要株価指数先物は軟調推移。今晩この後は24:00に米9月卸売売上高、24:30に週間原油在庫統計の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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