ユーロドル堅調、リスク選好回復に一時パリティを回復 (11/7夕)

7日の東京市場でユーロドルはじり高後に急上昇。

ユーロドル堅調、リスク選好回復に一時パリティを回復 (11/7夕)

ユーロドル堅調、リスク選好回復に一時パリティを回復

7日の東京市場でユーロドルはじり高後に急上昇。朝方0.9909レベルで取引が始まったユーロドルは日中、小刻みに上下しながらも徐々に下値を切り上げる展開となり、夕刻には0.99台半ばに上昇しました。夕刻欧州勢参入後は、一旦0.9924レベルに反落したものの、米株先物が急伸したことなどを受けて急上昇。一時パリティを超え1.0007の高値をつけた後、東京時間19:30現在は0.9990レベルで取引されています。

先週末の海外市場では、注目された米雇用統計でNFPは事前予想を上回ったものの、失業率が悪化したことから反応はまちまちとなり、ユーロドルは直後に0.9753の安値をつけたものの、その後はECB関係者のタカ派発言、エバンスシカゴ連銀総裁の利上げペース鈍化支持発言等にユーロ買いドル売りが強まり、0.9966まで上げてそのまま高値圏での越週となりました。

テクニカルにはユーロドルは、本日の上昇で再び一目均衡表の「雲」の上に出て、一時90日移動平均線をも上抜けました。ユーロドルは9/28安値0.9536を底値に緩やかな上昇に転じた可能性がありますが、それを確認するためには本日0.9996レベルの90日線を越えて、明確に1.00台に乗せる必要があります。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後重要な経済指標等の発表は予定されていません。

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ユーロドル日足

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