ユーロドル0.97台、FOMC後の米長期金利上昇に軟化
4日の東京市場でユーロドルは0.97台半ばからじり高推移。朝方0.9753レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じり高に推移し、夕刻0.9795に到達しました。夕刻欧州勢参入後は横ばい推移となり、東京時間18:30現在は0.9785レベルで取引されています。
昨日本邦祝日未明にFOMCの結果が公表されFRBは予想通り0.75%の利上げを実施するとともに、声明文には今後の利上げ速度の調整を示唆する文言が加わりました。発表からパウエル議長の質疑にかけユーロドルは乱高下し、上は0.9976、下は0.9813レンジで荒い値動きとなりました。しかし、結局米長期金利が上昇する形で昨日FOMCを一旦消化。ユーロドルは昨晩0.9730まで一段安となり0.97台半ばで祝日明けの東京時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは、昨日の下落で一目均衡表の「雲」を下抜け、21日線をも下放れてユーロ売り地合いが強まっています。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。今晩この後は21:30に米雇用統計の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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