トルコリラ円ショートコメント(22/10/31)

先週のトルコリラ円は、安値が7.76レベル、高値が8.01レベルと、予想レンジの中でトルコリラの上値が重たい値動きの一週間となりました。

トルコリラ円ショートコメント(22/10/31)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが、「前週金曜のレンジを参考に7.75レベルをサポートに、8.20レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは、安値が7.76レベル、高値が8.01レベルと、予想レンジの中でトルコリラの上値が重たい値動きの一週間となりました。

先週のトルコリラは、前週にトルコ中銀がサプライズの大幅利下げを行い政策金利を10.5%としたにも関わらず、目立ったトルコリラ売りはその後も出ず、ドルトルコリラは横方向で硬直した動き、ドル円の動きがそのままトルコリラ円の動きとなっているという流れでした。

今週は大幅利下げを継続している状況下でのCPIとPPIの発表が3日にありますが、CPIは前回から更に悪化して85.6%という予想です。本来ならばトルコリラが売られて当然の数字なのですが、現状ではトルコ国内ではトルコリラ安につながる取引に制限が加えられているため、今週も基本的にドル円と同じ動きになっていきそうです。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

下段のドル円の動きを考えると、ドル円の週報に書いた通りで145.50レベルをサポートに、149.50レベルをレジスタンスと基本的にもみあい横方向の動きを考えています。そうなると、トルコリラ円も材料に関係なく横方向となりますので、7.90レベルをもみあいの中心として7.75レベルをサポートに8.05レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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