ユーロドル0.97近辺で方向感定まらず (10/12夕)

12日の東京市場でユーロドルは0.97を挟んで方向感に欠ける動き。

ユーロドル0.97近辺で方向感定まらず (10/12夕)

ユーロドル0.97近辺で方向感定まらず

12日の東京市場でユーロドルは0.97を挟んで方向感に欠ける動き。朝方0.9708レベルで取引が始まったユーロドルは、ドル円でのドルの上昇等を受け、午前中に安値0.9683まで値を下げました。しかし、午後に入って米長期金利が低下したこと、英フィナンシャルタイムズ紙が英中銀が年金基金の危機を救うため、緊急国際買入プログラムを延長する用意があると報じたことから、ポンド高につれ一時0.9733まで買い戻されました。しかし後に英中銀はこれを公式に否定、ユーロドルは0.9707レベルに戻す等やや混乱状態となっています。

昨晩海外市場では、ユーロドルはウクライナ情勢と米長期金利の上下動に翻弄される形で、0.9673-0.9774レンジで値幅を伴いながらも方向感の定まらない動きとなりました。FRBのメスタークリーブランド連銀総裁からは、予想通りのタカ派発言が出ましたが、米長期金利が反応しなかったため、ユーロドルもほぼ無反応、FRB関係者のタカ派発言もそろそろ食傷気味かといった感じになりました。

テクニカルにはユーロドルは9/28安値0.9536からの上昇の61.8%戻し0.9713付近でもみ合いとなっており、こちらもやや方向性に欠ける形です。

序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は21:30に米9月PPI、27:00に前回FOMCの議事要旨公表が予定されています。

ユーロドル0.97近辺で方向感定まらず

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る