ユーロドル0.97台前半、夕刻のポンド急騰にややつれ高の動き (10/13夕)

13日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

ユーロドル0.97台前半、夕刻のポンド急騰にややつれ高の動き (10/13夕)

ユーロドル0.97台前半、夕刻のポンド急騰にややつれ高の動き

13日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。朝方0.9702レベルで取引が始まったユーロドルは、日中0.9685-0.9722と本日も0.97挟みで方向感に欠ける動きに終始しました。しかし、夕刻欧州勢参入後に俄かに英国債買いが強まり、英長期金利が下落。これがポンド高に反応し、つれてユーロにも買いが入り、東京時間18:30現在は0.9744レベルで取引されています。

あと二日で終了となる英中銀による債券緊急購入プログラムが再び市場に混乱を生じさせている模様です。昨日、英中銀は先月のプログラム開始以来最大規模の債券購入を行ったとされています。

テクニカルにはユーロドルは、0.97近辺での膠着相場が続く中で、5営業日連続で下値を切り下げており、地合いは引き続き弱いと言えます。市場は今晩発表の米9月CPIの発表待ち。ヘッドラインは前月比低下が、コア部分は前月比上昇が予想されており、インフレ鎮静の兆候が読み取れるのかに注目が集まります。

序盤の欧州主要株価指数は堅調な動き。今晩この後は21:30に米9月CPIおよび米新規失業保険申請数、24:00には週間原油在庫統計の発表が予定されています。

ユーロドル0.97台前半、夕刻のポンド急騰にややつれ高の動き

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