ユーロドル:10月3日のファンダメンタル分析
ユーロドルはドイツ銀行経営不安によって1.1154レベルまで水準を下げましたが、米国との和解金額が当初の3分の1近くにまで縮小される見通しとなったことから急速に買い戻しが入り、こちらも1.12台前半へと水準を戻して引けています。
ユーロドルは、ドイツ銀行の経営不安の話から一時は直近の安値圏をトライする動きを見せましたが、和解金の金額が3分の1に近い額(140→54億ドル)で合意が近いとの話が伝わったことから、いつもの1.12台前半へと戻す流れとなりました。しかし、週末に英国メイ首相が来年3月までにEUからの離脱交渉を開始すると党大会で発言、それを受けた週初の市場ではポンド売りが目立っています。次のテーマとして再びブレグジット問題が出て来る可能性を考えると、ユーロも上値が重たくなりやすい地合いとなってくるでしょう。本日は、1.1260レベルをレジスタンスに、1.1210レベルをサポートとする流れとします。
ユーロドル:10月3日のテクニカル分析
ユーロ円は、円の材料とユーロの材料それぞれに一時的に振らされる場面も見られましたが、引けにかけてはユーロ買いに引っ張られ週間高値に近い水準での引けとなりました。しかし、114円台前半ではまだ売りオーダーも残っていると考えられ、ここからは上昇よりも反落する材料のほうが多そうです。本日は、114.20レベルをレジスタンスに113.50レベルをサポートする流れでしょう。
オーダー/ポジション状況
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