ユーロドル0.98台中心の方向感に欠ける動き
30日の東京市場でユーロドルはもみ合い。朝方0.9815レベルで取引が始まったユーロドルは、日中0.98台前半を中心に方向感の定まらない動きに終始しました。一時0.97台に反落する場面もありましたが、すぐに拾われ、基本的には0.98台中心の動き。夕刻欧州勢参入後はやや上下にボラタイルな動きとなり、0.9791-0.9854にレンジを広げた後、東京時間18:30現在は0.9819レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、独9月CPIの強い数字やノルドストリームのガス漏れが早期に修復されるとの楽観報道、ECB関係者のタカ派発言、米長期金利の低下等が重なり、ユーロドルは欧州序盤の0.9636から米国終盤の0.9815までほぼ一方向に上昇し、そのまま高値圏で東京時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは、本日の反発で9/20高値1.0051からの下落の61.8%戻し(0.9845)を達成。ここから先の上昇には本日0.9867にある基準線と、0.9897レベルを下降中の21日移動平均線をクリアする必要があります。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高、今晩この後は21:30に米8月個人所得・消費支出、22:45にシカゴ購買部協会景況指数、23:00に米ミシガン大消費者信頼感指数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
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