ドイツ銀の経営不安にリスクオフ(2016年9月30日)

ドイツ銀行

ドイツ銀の経営不安にリスクオフ(2016年9月30日)

ユーロドル:9月30日のファンダメンタル分析

厳しさ増すドイツ銀行を取り巻く環境

NY後場に入りここ数日株式市場で懸念材料となっているドイツ銀行の経営不安絡みで、ヘッジファンドがドイツ銀行から資金を引き出したとの話をきっかけにNYダウが急落。その動きに引っ張られ、ドル円は急速にリスクオフの動きに転じて100.84レベルまで下落後、やや戻しての引けとなりました。ユーロドルは、上下に振れる場面も見られましたが、それでも1.12台前半での狭いレンジ内での取引に終わっています。

ユーロドル:9月30日のテクニカル分析

ユーロドルは、ドイツ銀行絡みのニュースでダウが下げても、思いのほか底堅くここ数日と同様に1.12割れでは買いが出てきます。ただ、ドイツ銀行の問題は今後も尾を引いてくる可能性が高いため、上値は一段と重たくなってくると考えた方が良いでしょう。本日も昨日と同じようなレンジを考え、1.1240レベルをレジスタンスに、1.1190レベルをサポートとします。

ユーロ円は、ドル円同様にリスクオンで買われ、ダウの下げともに売られる展開を辿りました。ザラバのチャートを見ると114円台前半でダブルトップの形状となっていて、本日は戻り売りが出やすい地合いにありそうです。113.80レベルをレジスタンスに、113.00レベルをサポートとする流れでしょう。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る