ユーロドル:9月29日のファンダメンタル分析
ECB総裁、金融緩和政策への批判が高まるドイツの議会委員会で証言
意外だったのはNY市場で飛び出たOPEC非公式会合による減産合意の話です。当日までは何も無いとノーケアだったところに減産合意の話が飛び出してWTIは大幅高、それにつられて資源国通貨も買いが入りましたが、実際の合意が行われるOPEC総会(11月30日)まではまだ日があり、どこでまたひっくり返るかわかりません。減産といっても今年上半期の水準に戻るだけで、原油価格下落の歯止めになるかどうかは難しいところだと思います。
ユーロドル:9月29日のテクニカル分析
ユーロドルは、ポジションが売りに傾いているということもあって、今回のドイツ銀行のニュースでも下げは思いのほか小さかったと言えます。ただ、和解金が巨額で資本増強をしないと乗り切れないことは間違いなく、米銀が和解金を支払っていることから逃れることも困難な状況です。引き続き長期的なテーマとしてユーロの売り圧力となりやすいと考えた置いた方がよいでしょう。本日は、1.1235レベルをレジスタンスに、1.1185レベルをサポートと、昨日のレンジ内での値動きとします。
今日のレンジは、1.1150~1.1250
ユーロ円はドル円に沿ってじり高の展開を辿りましたが、こちらも上がったところでは売りが出やすい流れです。ドル円の上値の重さ、ユーロの売り材料が直近の高値圏では上値を抑えて来るものと考えられます。本日は113.50レベルをレジスタンスに、112.90レベルをサポートとする流れでしょう。
オーダー/ポジション状況
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