米大統領選挙、第1回テレビ討論会を終えて

9月26日、

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米大統領選挙、第1回テレビ討論会を終えて

米大統領選挙、第1回テレビ討論会を終えて

9月26日、大統領選の第1回テレビ討論会が始まる東京時間9月27日の朝方にドル円は100.08まで下げ、100.00割れを試す攻防がありました。その前日26日の欧米市場ではドイツ銀行の経営不安が再燃し、欧米株価が全面安となり、リスク・オフとなったからです。

その後、東京時間10時よりTV討論会が始まり、序盤はトランプ候補が有利で進むも、中盤からヒラリー候補が有利と伝わり、米株先物の上昇に連れて100.98へと円安・ドル高が進み、日経平均は前場一時259円安の16285円の安値から切り返し、前日比139円高の16683円へと反発して大引けました。

ドル円でいうと、
トランプ候補が劣勢な場合は、最悪のリスク・オフの回避からドル買い、
トランプ候補が優勢な場合は、最悪のリスク・オフからドル売り
とされています。

事前の予想ではトランプ候補が話術を駆使して、クリントン候補の優位に立つとされていましたが、実際には、クリントン候補はトランプ候補のあおりには乗らず、終始落ち着いていました。
これでトランプ候補はが論で勝てないとなると、この先は支持率の差が開いてきそうです。
テレビ討論会はあと2回予定されています、トランプ候補の反撃も予想され、先行きは分かりません。
今回の選挙では、浮動票が約20%にも達するとされ、見通しは不透明です。

米CNN・ORCの緊急世論調査によれば、米大統領選の第1回テレビ討論会で
クリントン候補支持回答は62%、トランプ候補は27%、
クリントン候補支持が3分の2を占めました。

複数のオンライン賭けサイトでは、クリントン候補が勝利するオッズが上昇。
賭けサイト「プレディクトイット」によると、クリントン候補の予想勝率は68%、
討論会終了直後の66%からも上昇。
討論会中は70%まで上昇する場面もありました。
トランプ候補が勝利する確率は34%。

別のサイト「ベットフェア」では、クリントン候補の勝率が69%と、同氏が肺炎と診断されて以降で最も高い水準となりました。トランプ候補の勝率は37%から30%に低下。

市場の反応は一時100.98まで円安が進みましたが、結局は行って来いの展開となり、東京時間安値の100.08までは届かなかったものの100.19まで円高に振れて引けました。
市場が、目先予想の立たない米大統領選挙に非常に神経質になっている証左です。

別のサイト「ベットフェア」では、クリントン候補の勝率が69%と、同氏が肺炎と診断されて以降で最も高い水準となりました。トランプ候補の勝率は37%から30%に低下。

市場の反応は一時100.98まで円安が進みましたが、結局は行って来いの展開となり、東京時間安値の100.08までは届かなかったものの100.19まで円高に振れて引けました。
市場が、目先予想の立たない米大統領選挙に非常に神経質になっている証左です。

保護主義を掲げるトランプ・リスク、
利上げドル高慎重派のブレイナード財務長官リスクをはらむクリントン候補、

各候補とも、市場では円安の余地は乏しいとされ、、残る2回の討論会を含め米大統領選の結果が判明するまで市場は振らされそうです。

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