ユーロドル、安値圏での横ばい後急反発 (9/22夕)

22日の東京市場でユーロドルは安値圏でのもみ合い。

ユーロドル、安値圏での横ばい後急反発 (9/22夕)

ユーロドル、安値圏での横ばい後急反発

22日の東京市場でユーロドルは安値圏でのもみ合い。FOMC結果公表を受け未明に急速にユーロ安が進んだ流れを継いで、朝方0.9873レベルで取引が始まったユーロドルは、午前中一時0.9809まで安値を更新する場面もありました。しかし0.98割れには至らず午後にかけてじりじりと値を上げる展開となり0.9840レベルまで戻しました。
その後夕刻スイス中銀が2会合連続の利上げを実施、政策金利をマイナス0.25%から0.5%に変更したとの報道が伝わると、ユーロスイスがスイスフランの失望売りで上昇し、ユーロドルもつれ高に。一時0.9907の高値をつけた後、東京時間18:30現在は0.9872レベルで取引されています。

未明のFOMC結果公表では大方の予想通り0.75%の利上げを実施しましたが、同時に発表された経済予測が3か月前に比べ、特に2022-23年のインフレ率、FF金利予想等が軒並み大幅に上昇しており、全般的にタカ派な内容ととらえられたことから直後に米長期金利が急上昇、ユーロドルは安値0.9814をつけました。しかし、その後のパウエルFRB議長の記者会見で先々利上げペースを落とす可能性に言及したことから、米長期金利が反転急低下。ユーロドルも0.99台を一時回復しましたが続かず、0.98台前半で東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは未明の急落で21日移動平均線から下放れユーロ売り地合いが強まっています。

序盤の欧州主要株価指数は米国、アジア市場の株価下落を受けてほぼ全面安。今晩この後は、20:00に英中銀政策発表、およびトルコ中銀政策金利発表、21:30に米新規失業保険申請数、23:00にはユーロ圏9月消費者信頼感および米8月景気先行指数の発表が予定されています。

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