ユーロドル一時0.98台後半に下落、ロシアの「部分動員令」報道を材料視か
21日の東京市場でユーロドルは、もみ合い後に下落する展開。朝方0.9972レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤は0.99台後半でもみ合いました。しかし、午後に入りロシアのプーチン大統領が、国民の部分的動員令に署名したことが伝わると、ウクライナ情勢の悪化懸念が強まり、0.9884レベルまで下落しました。その後はやや持ち直し、東京時間18時30分現在は0.9922レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米金利上昇などに伴うドル買い圧力の高まりから、米国時間朝方にかけて安値0.9956まで下落。その後下げ渋ると、0.9972レベルで東京時間につないでいます。
本日この後は、日本時間午前3時に米FOMCの結果報告、同3時30分からパウエルFRB議長の会見が予定されています。0.75%の利上げが市場のコンセンサスではありますが、利上げ幅やパウエル議長の発言内容などによってはドル高につながる可能性も指摘されており、米国時間午後にかけては要警戒となりそうです。
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