ユーロドル、水準切り上げパリティ挟みでECB理事会待ち (9/6夕)

8日の東京市場でユーロドルはECB理事会を前に、パリティ(1.0000)を挟んで方向感に欠ける動き。

ユーロドル、水準切り上げパリティ挟みでECB理事会待ち (9/6夕)

ユーロドル、水準切り上げパリティ挟みでECB理事会待ち

8日の東京市場でユーロドルはECB理事会を前に、パリティ(1.0000)を挟んで方向感に欠ける動き。朝方1.0005レベルで取引が始まったユーロドルは、0.9977-1.0015の狭いレンジでの取引に終始。東京時間18:30現在は0.9990レベルで取引されています。

昨晩海外市場では東京時間からの0.9900を挟んでのもみ合いが欧州時間まで継続しましたが、プーチン露大統領による「ノルドストリーム1はタービンがあれば明日にでも供給再開が可能」との発言や、米長期金利の高値からの反落に、米国時間にユーロドルは100pipsほど水準を上げ、パリティ近辺で東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩の上昇で転換線を上抜けて本日1.0040レベルを下落中の21日移動平均線に接近中。ECB理事会前のポジション調整で元のもみあいの水準に戻ってきた形です。

市場は今晩21:15のECB理事会待ち。直前になるにつれ、ECB関係者からのタカ派発言が相次いだため、事前予想が0.5%から0.75%の利上げにシフトしつつある状況で、予想が割れている分波乱含みです。ただ、仮に0.75%の大幅利上げになった場合でも、直後はユーロが買われるとしても、スタグフレーション懸念が払拭できないことから株価の下落を通じてユーロ売りに波及する場合や材料出尽くし感が強まる場合等考えられ、時間をおいてユーロ売りとなる可能性もあり、いずれの結果でも相場の動きが一方向ということはなさそうです。

序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩この後ECB政策金利発表は21:15、ラガルド総裁の記者会見は21:45からです。

ユーロドル、水準切り上げパリティ挟みでECB理事会待ち

ユーロドル日足

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