ユーロドル夕刻パリティ割れ、もみ合い続く (8/31夕)

31日の東京市場でユーロドルは本日もパリティ(1.0000)を挟んでの方向感に欠ける動き。

ユーロドル夕刻パリティ割れ、もみ合い続く (8/31夕)

ユーロドル夕刻パリティ割れ、もみ合い続く

31日の東京市場でユーロドルは本日もパリティ(1.0000)を挟んでの方向感に欠ける動き。朝方1.0015レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0046までじり高推移しました。しかし、夕刻欧州勢参入後に米10年物国債利回りが3.16%まで急伸するとユーロドルも急落。パリティを割り込んで一時0.9974の安値をつけています。東京時間18:30現在は0.9988レベルで取引されています。夕刻発表された欧州圏の8月CPI速報値はコア部分で前年比+4.3%と強めの数字が出ましたが、ユーロドルへの影響は限定的でした。

昨晩海外市場でもユーロドルは米指標等個別の材料や、米長期金利の動きに都度左右はされるものの、基本はパリティを挟んでのもみ合いに終始。週末の雇用統計待ちの様相が強くなってきています。

テクニカルにはユーロドルは本日0.9999まで低下してきた転換線に絡む動き。1.0111レベルを下降中の21日移動平均線と年初来安値0.9901の間でのもみ合いが続いています。

序盤の欧州主要株価指数は主要国の金利上昇による景気減速懸念にほぼ全面安。今晩この後は21:15に米8月ADP雇用統計、22:45にシカゴ購買部協会景況指数、23:30には米週間原油在庫統計の発表が予定されています。

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