ユーロドル、パリティ挟みで材料待ち (8/30夕)

30日の東京市場でユーロドルはパリティ(1.0000)を挟んで方向感に欠ける動き。

ユーロドル、パリティ挟みで材料待ち (8/30夕)

ユーロドル、パリティ挟みで材料待ち

30日の東京市場でユーロドルはパリティ(1.0000)を挟んで方向感に欠ける動き。朝方0.9997レベルで取引が始まったユーロドルは、日中0.9982-1.0013の狭いレンジでの売買に終始。夕刻欧州勢参入後は米長期金利の急低下に伴い一時1.0037レベルに急伸しましたが大きな動きとはならず、東京時間18:00現在は1.0028レベルで取引されています。尚、昨日高値3.12%台まで上昇した米10年債利回りは、本夕一時3.04%台まで低下しています。

昨晩海外市場では、フォンデアライエン欧州委員長の電力価格引き下げの緊急措置示唆発言にユーロドルは0.99台前半から1.0029まで急伸。ただ、その後は方向感を失ってパリティを挟んでの動きとなりました。

テクニカルにはユーロドルは8/23につけた0.9901を安値に小康状態。依然として転換線(1.0047)や21日移動平均線(1.0121レベル下降中)に頭を抑えられユーロ売り地合いに変わりはないものの、0.90-1.01の広いレンジでの持ち合いととらえられそうです。

序盤の欧州主要株価指数は売り一巡後の買戻しでほぼ全面高。今晩この後は21:00に独8月CPI速報値、22:00に米6月住宅価格、23:00には米8月消費者信頼感の発表が予定されています。

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