ユーロドル株価の軟調に、一時再びパリティ割れ (8/22夕)

22日の東京市場でユーロドルは横ばい後に下落。

ユーロドル株価の軟調に、一時再びパリティ割れ (8/22夕)

ユーロドル株価の軟調に、一時再びパリティ割れ

22日の東京市場でユーロドルは横ばい後に下落。米長期金利の上昇等に先週末に1.00台前半で取引を終えた流れを受け、朝方1.0040の安値圏で取引が始まったユーロドルは、午前中は1.0024-47の狭いレンジでの取引に終始しました。しかし夕刻欧州勢参入後、米株先物が急落、また、低下傾向だった米長期金利が反発するとユーロ売りが強まり、ドルとの等価(パリティ)を割り込んで一時0.9990の安値をつけました。その後は米株先物が下げ止まったこともあり、パリティを回復、東京時間18:30現在は1.0009レベルで取引されています。

市場では今週末にかけて米カンザスシティ連銀が開催する、恒例のジャクソンホール経済シンポジウムで、パウエルFRB議長はじめ関係者が、強いタカ派のメッセージを発する可能性を警戒して、ドル買い、リスク資産売りが強まっています。

テクニカルにはユーロドルは連日下値を切り下げてユーロ売り地合いが強まっています。パリティ割れを示現し、7/14の年初来安値0.9952が射程圏に入ってきてます。

序盤の欧州主要株価指数は、米欧の中銀の大幅利上げ継続観測を嫌気してほぼ全面安。今晩この後重要な経済指標の発表などは予定されていません。

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