トルコリラ円ショートコメント(22/08/09)

先週のトルコリラは週を通して17.90前後でのもみあいを続け、18.0の大台をトライしそうでしないという流れを続けました。

トルコリラ円ショートコメント(22/08/09)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「テクニカルなターゲットとも重なる大台7.00レベルをサポートに、以前の安値7.50レベルをレジスタンスとする流れ」を見ていました。実際のレンジは安値が7.24レベル、高値が7.53レベルと、下げたものの勢いは無いまま反転し、以前の安値圏へと戻す動きで引けることとなりました。

先週のトルコリラは週を通して17.90前後でのもみあいを続け、18.0の大台をトライしそうでしないという流れを続けました。3日に7月CPIが発表され年率で79.6%とほぼ80%という凄まじいインフレを記録したもののトルコリラの動きは見られず、基本的にドル円の動きとともに下げた後に持ち直すという動きでした。

今週も特に大きな材料はありませんが、来週18日のトルコ中銀会合に向けて現状維持ではインフレは悪化するいっぽうだといった見方が広がればドルトルコでの大台上抜けにつながり、トルコリラが対ドル、対円ともに売られる流れという可能性は高いでしょう。

テクニカルには、いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

トルコリラ円は安値から反発しているものの中段のドルトルコリラは大台18を前に不自然な上値の抑えられ方をしています。介入が出ている可能性もありますが、こうした抜けそうで抜けない水準は最終的には抜けるものですから、今週はドルトルコリラでの大台上抜けを想定し。改めてトルコリラ円でも先週安値水準をトライする展開を考えています。

上値は先々週の高値圏7.60水準を考えておくとよさそうです。今週は7.10レベルをサポートに7.60レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る