ユーロドル、明日ECB理事会を前に落ち着かない動き続く
20日の東京市場でユーロドルは高値圏でのもみ合い。朝方1.0227レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.02台前半で上下しつつも底堅く推移しました。しかし夕刻欧州勢参入後は一気にボラティリティが増し、1.0273まで急伸後に1.0220まで急落する荒い値動きとなっています。
昨晩海外市場では明日のECB理事会での0.5%利上げ観測が続き、米国時間朝方にかけて1.0269までユーロが買い進められました。その後は米長期金利の上昇などでやや戻し、1.0226レベルでアジア時間につなぎました。
テクニカルにはユーロドルは、反発基調の中で1.0283レベルの基準線、1.0290レベルを下降中の21日移動平均線に頭を抑えられた形で伸び悩んでいます。基本は明日のECB理事会の結果待ちですが、直前になって政策金利の0.5%引き上げ観測が台頭したために、ポジションが調整しきれていない様子もうかがえ、波乱含みです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまち。今晩この後は23:00に米6月中古住宅販売、23:30には米週間原油在庫統計の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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