ユーロドル夕刻急落、一時1.00台に (7/8夕)

8日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に急落。

ユーロドル夕刻急落、一時1.00台に (7/8夕)

ユーロドル夕刻急落、一時1.00台に

8日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に急落。朝方1.1060レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤はじり高推移し、1.0191まで上昇しましたが夕刻にかけて反落。昨晩安値1.0140をつけ、海外安値を更新しました。夕刻欧州勢参入後は一旦小幅に反発したものの、16時台に急落、一時1.0072の安値をつけた後、東京時間18:30現在は1.01台に戻し1.0115レベルで取引されています。

昨晩海外市場では、ユーロ独歩安ムードに加え、米国時間に米長期金利が上昇したこともあり、ユーロドルは海外時間に下値を拡大、米国時間に1.0144の安値をつけ、1.0161レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨日まで5営業日連続の陰線。本日も下値を切り下げて約19年半ぶりに1.00台に突入しています。本日安値の1.0072は2000年10月の安値0.8230から2008年7月高値1.6038までの上昇の76.4%戻し1.0073とほぼ一致。ここを下抜けると、1.0000のパリティ、ユーロ設立来安値の0.8230も視野に入ってきます。

序盤の欧州主要株価指数は米雇用統計の発表を控えまちまちの動き。今晩この後は20:55にラガルドECB総裁講演、21:30に米6月雇用統計、23:00には米5月卸売売上高の発表が予定されています。

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