3. ユーロドル1.02近辺で方向感なく推移、米長期金利反発には反応薄(7/7夕)

ユーロドル1.02近辺で方向感なく推移、米長期金利反発には反応薄(7/7夕)

7日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

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ユーロドル1.02近辺で方向感なく推移、米長期金利反発には反応薄(7/7夕)

ユーロドル1.02近辺で方向感なく推移、米長期金利反発には反応薄

7日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。朝方1.0182レベルで取引が始まったユーロドルは東京時間にはじり高推移し1.02台を回復、夕刻には1.0221まで上値を伸ばしました。しかし、夕刻欧州勢参入後は次第に上値が重くなり1.02を挟んで上下、米長期金利がアジア時間帯にも上昇を続け、米10年物国債利回りは一時2.97%まで上昇しましたが、ユーロドルは反応薄でした。東京時間18:30現在は1.0191レベルで取引されています。

昨晩海外市場では根強い欧州のスタグフレーション懸念にユーロドルは軟調に推移。1.02を割り込んで一段安となり一時1.0162に安値をつけました。この間金利、株等他市場との連関は薄く、ユーロの独歩安の様相でした。

テクニカルにはユーロドルは昨日も下値を拡大し、ユーロ売り地合いが一段と強まっています。本日は小幅に反発していますが、テクニカルのサポートも見当たらず、この水準まで来ればパリティ到達は時間の問題との見方が市場に広がっています。

序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後は21:15に米6月ADP全国雇用者数、21:30に米新規失業保険申請件数および米5月貿易収支、24:00に米週間原油在庫統計の発表が予定されています。

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