ユーロドル1.02台前半、安値圏で横ばい後にさらに下値を拡大する動き (7/6夕)

6日の東京市場でユーロドルは安値圏での横ばい後に下値を広げる動き。

ユーロドル1.02台前半、安値圏で横ばい後にさらに下値を拡大する動き (7/6夕)

ユーロドル1.02台前半、安値圏で横ばい後にさらに下値を拡大する動き

6日の東京市場でユーロドルは安値圏での横ばい後に下値を広げる動き。朝方1.0267レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.0240-70中心の狭いレンジでの取引に終始しました。しかし夕刻欧州勢参入後は下げ幅を拡大、一時1.0221の安値をつけた後、東京時間19:00現在は1.0225レベルで取引されています。
市場は全般的には今晩のISM非製造業指数やFOMC議事要旨を待つ動きとなっている中で、ユーロだけが他の市場の動きとは関係なく下値を試す動きとなっています。

昨晩海外市場では欧州経済のスタグフレーション懸念が燻る中で、欧州株が大幅に反落。欧州債利回りも大きく低下する中で、ユーロドルは米国時間にかけ一段安となり1.0235まで下値を拡大、その後米株価が持ち直したことで、やや戻して1.0265レベルでアジア時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨日つけた約19年半ぶり安値をさらに更新。目先パリティまでサポートらしいサポートは見当たらず、ユーロ売り地合いが一段と強まっています。

序盤の欧州主要株価指数は割安感からの買戻しにほぼ全面高。今晩この後は22:45に米6月サービス業PMI、23:00に米6月ISM非製造業景況指数、27:00にはFOMC議事録の公表がそれぞれ予定されています。

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