ユーロドル夕刻1.03割れ、一気に約19年半ぶり安値に急落 (7/5夕)

5日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。

ユーロドル夕刻1.03割れ、一気に約19年半ぶり安値に急落 (7/5夕)

ユーロドル夕刻1.03割れ、一気に約19年半ぶり安値に急落

5日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。朝方1.0422レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は材料難から小動きとなり、日本をはじめアジアの主要株式市場で株価が堅調推移したこともあって、夕刻にかけ1.0449までじり高推移しました。しかし、夕刻欧州勢参入後は米株先物とユーロ長期金利の急落に、ユーロドルも歩調を合わせた形で急激にユーロ売りが強まり、1.03割れを示現。一時1.0281と2002年12月以来の安値をつけ、東京時間19:00現在は1.0297レベルで取引されています。

昨晩海外市場でユーロドルは米国休場の薄い市場の中、欧州時間には欧州株が堅調推移したことから1.0463まで上昇する場面もありましたが、総じて動意に欠け1.04台前半中心でのもみ合いに終始しました。

テクニカルにはユーロドルは夕刻の急落で、5/13につけた年初来安値1.0350と2017年1月安値1.0341を一気に下抜けて強いユーロ売り地合いに変化。長期チャートでは既にパリティ(1EUR=1USD)が射程内に入っています。

連休明けの米国勢復帰を前に、米株先物や欧州株が下落する中、リスク選好が大きく後退しつつあることが本日のユーロ売りの要因と考えられますが、背景には根強い欧州圏のリセッション懸念が見え隠れします。

序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面安。今晩この後は23:00に米5月製造業受注の発表が予定されています。連休明けの米国勢の株式、長期金利、為替等の市場での動きを要注視です。

ユーロドル夕刻1.03割れ、一気に約19年半ぶり安値に急落

ユーロドル日足

ユーロドル夕刻1.03割れ、一気に約19年半ぶり安値に急落 2枚目の画像

ユーロドル月足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る