ユーロドル1.04台半ば、独失業者数増加等を受け夕刻以降小幅に下落
30日の東京市場でユーロドルは1.04台半ばでの上値の重い展開。朝方1.0441レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0433-1.0468のレンジでのもみ合い。夕刻欧州勢参入後は、ドイツの6月の失業者数が予想外の大幅増加となったこと等を受け売りに反応し、東京時間18時30分現在は1.0429レベルで取引されています。
昨晩海外市場でユーロドルは大幅下落。1.0536まで上値を伸ばした後に伸び悩み、ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの高まりや、欧州各国当局者のタカ派的発言などから欧州の景気後退懸念が意識され、約2週間ぶり安値となる1.0435まで急落しました。引けにかけて小幅に反発するも戻りはにぶく、1.0441レベルで東京時間につないでいます。
今晩この後には複数の経済指標の発表が控えていますが、とりわけ注目されているのが米5月PCEデフレータです。FRBがインフレ指標として重視している指標とされており、市場の関心を集めています。
ユーロドル日足
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