ドル円102円台前半、日経平均続落(2016年9月15日)

東京市場でドル円は102円台前半の取引に終始しました。

ドル円102円台前半、日経平均続落(2016年9月15日)

ドル円102円台前半、日経平均続落

東京市場でドル円は102円台前半の取引に終始しました。来週の日銀の政策決定会合での日銀の今後のスタンスへの見方が定まらない中で、為替に関しては積極的にポジションがとりにくい状況です。
一方株価は続落、予想される日銀の対応の中でマイナス金利の深掘りについてはほぼ市場でコンセンサスができつつあることから、マイナス金利で収益的なダメージの大きい金融機関株を中心に売りが積みあがりました。
前夜の米国市場でクリントン大統領候補の健康不安や、政策不透明感、原油の続落などを材料にリスクオフのムードが高まりダウ平均が2ヶ月ぶりの安値をつけたことなども株価下落の要因となりました。日経平均の終値は209円安の16,405円でした。

今晩は米国で21:30に小売売上高、ニューヨーク連銀製造業景気指数、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数、生産者物価指数、22:15には鉱工業生産、設備稼働率、23:00に企業在庫と重要指標が並び波乱含みです。また、政策金利の変更は予想されていませんが20:00には英国中銀の政策金利発表も予定されています。

ここへ来て米国株が下落するなど、これまでの米国の経済の好転見通しに陰りが見られてきたことによるリスク回避の動きあるいは調整が目立つようになってきており、今晩の米指標への市場の反応は要注意。

また、ドル円はチャート的には今年4-5回目となる一目均衡表の雲に接近する水準となっています。そして今年は今のところ一度の例外もなく円高方向に跳ね返されている点にも留意する必要があります。雲の下限は現在102.75、上限は104.93レベルにあります。

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