3. トルコリラ円ショートコメント(22/6/6)

トルコリラ円ショートコメント(22/6/6)

先週のトルコリラ円は、安値が7.72レベル、高値が7.95レベルと、ほとんど動きの無い一週間で終わりました。

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トルコリラ円ショートコメント(22/6/6)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「テクニカルな水準を参考にして7.50レベルをサポートに、大台8.00レベルをレジスタンスとトルコリラ安が継続しやすい流れ」を見ていました。実際のレンジは安値が7.72レベル、高値が7.95レベルと、ほとんど動きの無い一週間で終わりました。

先週のトルコリラはドルトルコリラが16.25から16.55へと週を通して緩やかに上昇（トルコリラ安）となっていましたが、ドル円も同様に円安となっていたことから結果としてトルコリラ円は横ばいのもみあいになったものです。

先週金曜には5月CPIが発表されましたが、予想よりは若干低かったものの前月から更に上昇し年率73.5％にも達しています。中銀はエルドアン大統領の顔色を窺って現状維持を続けるでしょうから、今後もトルコリラ安の動きは止まりそうもありません。今週もトルコリラ自体はトルコリラ安が続きやすいいっぽうで、ドル円は若干の調整が入りやすいと見ていますので、結果としてトルコリラ円は下げる方向で考えざるを得ません。

テクニカルにはいつもの4時間足チャート（上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円）をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

先週の繰り返しとなりますが、上側は先週高値と重なる5月19日安値7.94、下側は次の節目7.50にピンクの水平線を引いてあります。先週の値幅は狭すぎたため、今週はもう少し下方向に水準を広げると見て、7.50レベルをサポートに、大台8.00レベルをレジスタンスとトルコリラ安継続の流れを見ておきます。

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