ユーロドル一時1.05割れ、2017年1月以来の安値水準
28日の東京市場でユーロドルは安値更新後に反発。朝方1.0557レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じり安に推移。14時半ごろに1.05に達すると直後に1.0483まで値が飛びました。しかしすぐに買い戻され、1.05台を回復。欧州勢参入後は株価の堅調等にユーロに買い戻しが入り、1.0565まで切り返す荒い値動きとなりました。東京時間18:30現在は1.0531レベルで取引されています。
昨晩海外市場ではロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの高まりや、独5月CPIの不冴え、欧州経済の下振れ懸念にユーロドルは大幅続落となり、約5年1ヵ月ぶり安値となる1.0515まで急落しました。
テクニカルにはユーロドルは、本日まで5営業日連続で下値を切り下げ、一時5年3ヶ月ぶり安値となる1.0483をつけており、明確な下落基調に転じています。現在値は転換線を大きく下放れ、2017年1月3日につけた直近安値1.0341を目指す動きです。
序盤の欧州主要株価指数は企業収益の好調にほぼ全面高。今晩この後21:00に独4月CPI速報値、21:30に米1〜3月期GDP速報値および米国新規失業保険申請件数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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