ユーロドル1.09台前半、米長期金利上昇一服に底値から反発基調 (4/14夕)

14日の東京市場でユーロドルは堅調推移。

ユーロドル1.09台前半、米長期金利上昇一服に底値から反発基調 (4/14夕)

ユーロドル1.09台前半、米長期金利上昇一服に底値から反発基調

14日の東京市場でユーロドルは堅調推移。朝方1.0887レベルで取引が始まったユーロドルは、米長期金利の低下を背景に日中1.09台に乗せて上昇、夕刻欧州勢参入後1.0923の高値をつけました。しかし、その後は米長期金利が反発したことからもみあいに転じ、東京時間18:30現在は 1.0913レベルで取引されています。

昨晩海外市場ではウクライナをめぐる地政学リスクの長期化懸念等が重石となり、米国時間にかけて1.0809まで下落しました。しかし、3/7につけた直近安値1.0806を前に下げ渋り、その後米長期金利が低下したこと等から急反発し、1.089台まで戻して東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、目先は1.0931レベルを低下中の転換線に近づいています。引き続き主要チャートポイントは現在値の上方に位置しており、ユーロ売り地合いは継続中ですが、昨日からの反発でこのところの一方向での下落には一服感が出ています。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後20:45にECB政策発表、21:30にはラガルドECB総裁記者会見、21:30に米新規失業保険申請件数と3月小売売上高、輸入物価、23:00にミシガン大消費者信頼感、23:00には米2月企業在庫の発表が予定されています。

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