3. ドル円横這い日経小幅続落（2016年9月8日）

ドル円横這い日経小幅続落（2016年9月8日）

本日の東京市場では次第に不透明感の増す日米の金融政策の行方に株為替ともに方向感を見出せない状況が続きました。

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ドル円横這い日経小幅続落（2016年9月8日）

ドル円横這い日経小幅続落

政策先行き不透明感に方向感無く

本日の東京市場では次第に不透明感を増す日米の金融政策の行方に、株・為替ともに方向感を見出せない状況が続きました。
ドル円は101円台の半ばで日中を通しての横這い推移、日経平均はドル円の絶対水準を嫌気しての小幅53円安で1,700円割れの16,958円で終了しています。
昨晩はFRB関係者からの利上げに前向きな発言が続きましたが市場は半信半疑、ベージュブック（米地区連銀経済報告）は米国の緩やかな経済成長を示す内容となりました。
本邦でも中曽日銀副総裁が講演を行いましたが、金利のマイナス幅拡大に前向きであったこと、日銀の外債購入には否定的であったこと以外は「必要と判断される政策を実行していく」等最近の黒田総裁の発言と大きな相違は無く、相場では材料とはされませんでした。

今晩ECB理事会

今晩は20:45にECB理事会の結果の政策金利が発表され、21:30からドラギ総裁が記者会見を行います。政策金利は変更されないとの予想が大半ですが、追加緩和策の有無に関しては見方が分かれています。
また、21:30には米国の新規失業保険申請件数も公表されます。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの展開。

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