北朝鮮核実験の市場への影響ほぼなし(2016年9月9日)

北朝鮮は本日午前5回目の核実験を実施、ロケットに搭載可能な小型化に成功したと発表しています。

北朝鮮核実験の市場への影響ほぼなし(2016年9月9日)

北朝鮮核実験の市場への影響ほぼなし

北朝鮮、核の小型化に成功?するも市場への影響は軽微

北朝鮮は本日午前5回目の核実験を実施、ロケットに搭載可能な小型化に成功したと発表しています。午前中に各国が北朝鮮における人工地震を観測し核実験の可能性を指摘していたものを後刻北朝鮮が確認しています。
ただ、このニュースがドル円、日本株等の市場に与えた影響は軽微でした。
また、昼ごろには日銀の黒田総裁が官邸に入り、安倍首相と昼食をとりながら会談しているとの報道が流れましたが、終了後に黒田総裁から「金融政策運営の意見交換や総括的検証の説明」とのコメントがありましたが、内容の詳細はもちろん不明で相場を膠着させる材料となりました。

昨晩の米市場では原油の在庫減少から原油先物が上昇、リスク回避姿勢が和らいでドル円は102円台を回復しましたが、今日の日中はその流れを受けて120円台前半での取引に終始しました。
株式市場も本日も方向感が定まらず北朝鮮のニュースへの反応も弱く、だれ気味の相場展開に終始、日経平均は前日比6円高の16,965円で終了しています。

「総括的検証」のつかみどころの無さが相場膠着の原因

日銀の「総括的検証」が近づくにつれ、中身の不透明さから株も為替も身動きの取りにくい状況に陥っています。米国の利上げは年内の有無に焦点が移りつつありますが9月に何らかのアクションが取られる可能性はほぼ無くややテーマとしては遠く、いずれにせよ月末まで動きにくい状況に変わりはありません。
今晩は23:00に米7月の卸売り在庫の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物は総じて弱含みで推移。

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