ECB追加緩和策の必要ないとの見解(2016年9月9日)

ECBは現在は様子見姿勢を

ECB追加緩和策の必要ないとの見解(2016年9月9日)

ユーロドル:9月9日のファンダメンタル分析

ユーロドルは、注目のECB理事会を前にじり高の動きとなっていたところに、ドラギ総裁がQE延長の議論はしなかったと発言したことでユーロが上昇、一時1.1327レベルの高値をつけました。しかし、NY市場でのドル買いの動きに反落し、結局は1.12台半ばへと東京市場の水準に戻しての引けとなりました。

ユーロドル:9月9日のテクニカル分析

ユーロドルは、QE延長を考える向きが多かったのですが、蓋を開けてみると議論さえされなかったという事に反応し、ユーロは対ドル、対円で買われる動きとなりました。しかし、その後のNY市場で元の水準へと戻されたことから、1.13台は改めて上値が重たいという印象を与えています。本日は週末を前にNY引けレベルを挟んでのもみあい。1.1230レベルをサポートに、1.1290レベルをレジスタンスとする流れでしょう。

ユーロ円は、ECB理事会後に115円台前半まで上げ、その後いったんは下押ししたものの再びドル円の上昇とともに115.45レベルまで上げ高値圏での引けとなりました。現状はドル高の動きに対する調整が週末を前に若干入りやすいという感じなのですが、クロス円についてはニュートラルです。本日は114.90レベルをサポートに、115.60レベルをレジスタンスとします。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る