ユーロドル:9月9日のファンダメンタル分析
ユーロドルは、注目のECB理事会を前にじり高の動きとなっていたところに、ドラギ総裁がQE延長の議論はしなかったと発言したことでユーロが上昇、一時1.1327レベルの高値をつけました。しかし、NY市場でのドル買いの動きに反落し、結局は1.12台半ばへと東京市場の水準に戻しての引けとなりました。
ユーロドル:9月9日のテクニカル分析
ユーロドルは、QE延長を考える向きが多かったのですが、蓋を開けてみると議論さえされなかったという事に反応し、ユーロは対ドル、対円で買われる動きとなりました。しかし、その後のNY市場で元の水準へと戻されたことから、1.13台は改めて上値が重たいという印象を与えています。本日は週末を前にNY引けレベルを挟んでのもみあい。1.1230レベルをサポートに、1.1290レベルをレジスタンスとする流れでしょう。
ユーロ円は、ECB理事会後に115円台前半まで上げ、その後いったんは下押ししたものの再びドル円の上昇とともに115.45レベルまで上げ高値圏での引けとなりました。現状はドル高の動きに対する調整が週末を前に若干入りやすいという感じなのですが、クロス円についてはニュートラルです。本日は114.90レベルをサポートに、115.60レベルをレジスタンスとします。
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