豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(22/4/4)

明日4月5日火曜日、定例の豪州政策金利が発表されます。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(22/4/4)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

(2022年4月5日火曜日東京時間13時30分公表予定)

明日4月5日火曜日、定例の豪州政策金利が発表されます。今回の予想は以下です。
尚、4月3日にオセアニア地区は標準時間に戻りましたので、発表時間が1時間遅くなります。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

前回の3月会合では予想通りOCRは据え置きとなりました。今回もOCRに関しては全員が据え置き予想で、レンジはありません。予想に関する主な要因や注目点は以下となっています。

@ 豪州の総選挙が5月中旬乃至下旬に行われる見通しから、財政政策の機動性が失われ、金融政策の変更がしにくい。
A 前回会合内で、雇用回復で賃金の伸びが高まっているものの、パンデミック前の良かった時期と同じ位で推移していると指摘していること。まだ賃金の伸びに対する切迫感がない。
B 中銀の保有債券縮小に関する議論は5月会合となっているので、今回もこの点に触れる可能性が非常に低いこと。
C 長引くウクライナ戦争に対するエネルギー価格への影響度合い、そこから豪州経済にどの様な影響をもたらすかの内容には注意。

などに留まっています。
従いまして、今回の会合でも、新しい具体策や議論の内容がでれば、それ自体が材料視されそうです。

また、下記はエコノミストのOCR見通しになっています。実際の利上げ開始予想は前回より1ヶ月程度前倒しになっています。またレンジ下限では第3四半期まで据え置き予想のエコノミストがいますが、今回は第4四半期には全員が利上げ予想になっています。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 2枚目の画像

以下は前回3月1日の金融政策記者発表要旨(一部)です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 3枚目の画像

(一部略)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 4枚目の画像

(一部略)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 5枚目の画像

(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。(出所:豪州中銀HP


相場に関してはシカゴポジション328を御参照願います。
尚、次回会合は2022年5月3日(火曜日)に予定されています。
(4月4日15:30、1豪ドル=0.7515米ドル)  

オーダー/ポジション状況

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