ユーロドル1.11台半ばまで続伸後、ロシア大統領府の発言で小幅反落
30日の東京市場でユーロドルは堅調推移。朝方1.1086レベルで取引が始まったユーロドルは日中じりじりと値を上げる展開となりました。夕刻欧州勢参入後一時ユーロ買いが加速1.1162の高値をつけましたが、ロシア大統領府の報道官が「ウクライナとの協議で突破口を見出しておらずまだ多くの作業が残っている」と発言したことを受けて反落、東京時間19:30現在は1.1128レベルで取引されています。
昨晩海外市場ではロシア・ウクライナ間の停戦交渉で、双方の譲歩により首脳会談への道筋が開かれたとの楽観が広がり、ユーロドルは1.09台後半から1.1137に急上昇、終盤にかけてはやや戻し、1.1086レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは昨晩からの上昇で21日移動平均線を上放れ、転換線、基準線も上抜けており、90日線のある1.1245がターゲットに入ってきています。
序盤の欧州主要株価指数はウクライナ情勢への楽観が後退し軟調推移。今晩この後は21:00に独3月CPI速報値、21:15に米3月ADP雇用統計、21:30には米10〜12月期GDP確報値、(訂正×新規失業保険申請件数)
、23:30に週間原油在庫統計の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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