ユーロドル1.10近辺の方向感に欠ける動き続く、ロシアウクライナ間の停戦交渉注視(3/29夕)

29日の東京市場でユーロドルは1.10を挟んでのもみ合い。

ユーロドル1.10近辺の方向感に欠ける動き続く、ロシアウクライナ間の停戦交渉注視(3/29夕)

ユーロドル1.10近辺の方向感に欠ける動き続く、ロシアウクライナ間の停戦交渉注視

29日の東京市場でユーロドルは1.10を挟んでのもみ合い。朝方1.0984レベルで取引が始まったユーロドルは、アジア時間中は1.0970-1.0998レンジでのもみ合いとなりましたが、夕刻欧州勢参入後やや上値を広げ、一時1.1029の高値をつけた後、東京時間18:30現在は1.1022レベルで取引されています。トルコにおいて行われているロシア、ウクライナ間の体面による停戦交渉に期待が高まっており、欧州株は序盤ほぼ全面高となっています。ロシアのタス通信が、会談終了後にロシアが声明を発表すると報じたことが夕刻伝えられたことも、交渉進展への期待を高めることとなっています。

テクニカルにはユーロドルは、夕刻の上昇で本日1.1004レベルの21日移動平均線を上抜けて、1.1028レベルの下落トレンドラインに迫っています。この上にも1.1041に転換線、1.1086には基準線が控えており、上方向も軽くはありませんが、もし停戦交渉に具体的な進展が見られた場合には、一気に上昇する可能性も否定はできず、その際には1.1245の90日線も意識されてくるものと思われます。

今晩この後は23:00に3月米消費者信頼感指数の発表が予定されています。

ユーロドル1.10近辺の方向感に欠ける動き続く、ロシアウクライナ間の停戦交渉注視

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