ドル円横ばい日経小幅続伸方向感無く(2016年9月6日)

本日の東京市場では為替・株ともに方向感の無い取引に終始しました。

ドル円横ばい日経小幅続伸方向感無く(2016年9月6日)

ドル円横ばい、日経小幅続伸方向感無く

本日の東京市場では為替・株ともに方向感の無い取引に終始しました。
市場は今月末29日に同時に予定されている日銀の政策決定会合とFOMCの結果が出るまでまた様子見を決め込みそうな雰囲気となっています。

今回の日銀政策決定会合については「総括的検証」が行われるとのことですが、既に金融緩和に後退が無いことや、金融政策の効果は充分あったが外部要因が・・・などと黒田総裁が講演で方向についてはずいぶん示しています。
そのため、今のところメインシナリオとして浮かぶのは弁解、自己弁護、自画自賛などでもしあるとすればインフレ目標の水準や時期の見直しあたりで、それをすべて覆しての全面的反省やそれに基づく強力な追加緩和策、あるいは逆にマイナス金利の解消等の金融緩和後退策は考えにくい状況です。
とはいえ「初めての試み」であるため「何が出てくるのかわからない」という幾ばくの不安感は最後まで残りますので、どんな結果になっても確認後の市場は結果に素直に反応しそうです。

一方FOMCも9月利上げの可能性はほぼ無いものと思われますが、「正常化」のためのプロセスとしては可能性皆無でも無くといったところが材料です。また今回は発表後の議長記者会見が予定されている回でもあり、その意味でも注目点は月末に集中しそれまでは為替、株ともに方向感の無い動きとなりやすい状況といえるでしょう。

もっともそれまでの間も、特に米経済指標については今後の米金利先高感の裏づけ材料として、亀甲占いの結果を見るように一喜一憂することになるものと思われます。
連休明けの米国市場では23:00よりISM非製造業景況指数の発表が予定されています。
序盤の欧州株価指数先物は概ね堅調に推移しています。

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