ユーロドルFOMC後の水準探り、1.10台で神経質な上下動続く(3/17夕)

17日の東京市場でユーロドルは1.10台前半を堅調推移。

ユーロドルFOMC後の水準探り、1.10台で神経質な上下動続く(3/17夕)

ユーロドルFOMC後の水準探り、1.10台で神経質な上下動続く

17日の東京市場でユーロドルは1.10台前半を堅調推移。FOMC後の乱高下を経て朝方1.1036レベルで取引が始まったユーロドルは、一旦1.1008まで値を下げたものの仲値公表にかけて上昇1.1052の高値をつけました。その後は夕刻にかけて小緩んだものの、夕刻欧州勢参入後は米長期金利が低下したこともあり序盤に1.1067まで値を伸ばしましが、一転1.1024まで急低下するなどチョッピーな動きとなっており、東京時間19:30現在は1.1036レベルで取引されています。

昨晩海外市場で注目されたFOMCでは、政策金利は予想通り0.25%の引き上げだったものの、経済見通しの中の金利予想で年内あと6回の金利引き上げが予想されておりサプライズとなりました。公表直後には米長期金利の急騰にユーロドルは1.0951まで値を下げましたが、パウエル議長が記者会見で米景気の先行きに自信を示すと持ち直し、1.1047まで反発する荒い値動きとなりました。

テクニカルにはユーロドルは本日の上昇で、ロシアのウクライナ侵攻後の下落の半値戻しを達成。本日1.1107レベルの21日線を覗う動きとなっています。未だ反発基調に転じたと判断するのは時期尚早ですが、ウクライナ情勢の改善期待もあり、一旦一方向のユーロの下落には歯止めがかかったものと思われます。

序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後は21:30に2月米住宅着工件数、米新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀景況指数、22:15には米2月鉱工業生産の発表が予定されています。

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