ユーロドル、夕刻下げ足速め1.10台後半、1年10か月ぶり安値水準 (3/2夕)

2日の東京市場でユーロドルはじり安後に急落。

ユーロドル、夕刻下げ足速め1.10台後半、1年10か月ぶり安値水準 (3/2夕)

ユーロドル、夕刻下げ足速め1.10台後半、1年10か月ぶり安値水準

2日の東京市場でユーロドルはじり安後に急落。朝方1.1130レベルで取引が始まったユーロドルは、午前中1.1120-38レンジでもみ合いましたが、その後はじりじりと値を下げて、夕刻昨晩に続いて1.1100割れを示現。欧州勢参入後さらに下値を拡大し、一時1.1059の安値をつけた後、東京時間18:30現在は1.1062レベルで取引されています。本日ロシア側はウクライナ南部の都市、ヘルソンを掌握したと報じ、また、一部で4日にも開催される見込みとされた停戦交渉は延期となった模様です。

昨晩海外市場では、ロシア軍のウクライナでの軍事行動再活発化と株価の下落、欧州経済の先行き不透明などからユーロドルは米国時間にかけて2/24の年初来安値1.1106を割り込んで一時1.1090の安値をつけました。

テクニカルにはユーロドルは1.11をしっかりと割り込み、徐々に下値を切り下げる動きとなっています。当面のターゲットは2020年3月の直近安値1.0636から2021年1月高値1.2349までの上昇の76.4%戻し1.1040。

序盤の欧州主要株価指数は、まちまちの動き。今晩この後22:15に2月米ADP雇用統計の発表が予定されています。
また、24:00にはパウエルFRB議長の下院での半年に一度の議会証言が予定されています。突然のロシアのウクライナ侵略によって、前回FOMCから状況が激変、FRBはロシアに対する経済制裁の影響による経済の停滞と、エネルギー資源を中心とした供給遮断によるさらなるインフレリスクの高まりという相反する二つの課題に直面して、難しい舵取りを強いられることとなりますが、パウエル議長がどのような見通しを示すか注目されます。

ユーロドル、夕刻下げ足速め1.10台後半、1年10か月ぶり安値水準

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