ユーロドル、1.13台前半で一旦下げ止まり (2/22夕)

22日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に反発。

ユーロドル、1.13台前半で一旦下げ止まり (2/22夕)

ユーロドル、1.13台前半で一旦下げ止まり

22日の東京市場でユーロドルはもみ合い後に反発。朝方1.1315レベルで取引が始まったユーロドルは、未明のロシアのウクライナ親ロシア地区独立承認による、ウクライナ情勢緊迫化に、日中一時1.1288まで値を下げる展開となりました。しかし夕刻欧州勢参入後は米株先物の下げ止まり等を背景に、ユーロ買戻しの動きが強まり、東京時間18:30現在は1.1334レベルで取引されています。米国の反応が、今のところ穏当なものであり、現状ではロシアの行動を侵攻とみなすとさえ断言していないこと、夕刻発表された2月の独IFO企業景況指数が事前予想を上回ったこと等がユーロのサポート材料になった可能性があります。

昨晩海外市場では、序盤は米ロ首脳会談開催の方向性が示されたことでリスク選好の動きが強まり、一時1.1390までユーロドルが上昇する局面もありました。しかし、その後ロシア側が上記の独立承認を準備しているとの報道が流れるにつれ上げ幅を削り、承認されたことが明らかになった米国終盤には1.1307まで下げてそのまま安値圏で東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルはレンジをやや切り下げ、1/28安値1.1121からの上昇の半値戻しと基準線が一致する1.1308レベルを一旦下抜けたものの、現在は21日線レベル(本日1.1332レベル)を回復、全般的には大きな動きとはなっていません。
ただ、昨日は米国が祝日で、米国勢は昨晩の独立承認時間帯の洗礼を経ていないだけに、今後のウクライナ情勢の推移とともに今晩の連休明けの米国勢の動向が注目されます。

序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は23:45に米2月製造業・サービス業PMI、24:00に米2月消費者信頼感およびリッチモンド連銀製造業景況指数の発表が予定されています。

ユーロドル、1.13台前半で一旦下げ止まり

ユーロドル日足

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