ユーロドル1.13台前半、FOMC通過の安心感でECB理事会前に堅調推移 (12/16夕)

16日の東京市場でユーロドルは横ばい後に上昇。

ユーロドル1.13台前半、FOMC通過の安心感でECB理事会前に堅調推移 (12/16夕)

ユーロドル1.13台前半、FOMC通過の安心感でECB理事会前に堅調推移

16日の東京市場でユーロドルは横ばい後に上昇。朝方1.1290レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.12台後半の狭いレンジでのもみ合いが続きました。しかし、夕刻欧州勢参入後はユーロ買いが優勢となり、一時1.1319まで上昇した後、東京時間18:30現在は1.1313レベルで取引されています。時間外の米株先物が堅調推移していること、米長期金利が下落傾向を示してることが、ユーロドルをサポート。尚、夕刻発表された12月の仏、独、欧州圏の、製造業・サービス業PMIはまちまちの内容でした。

昨晩海外市場では注目されたFOMCの予想通りのタカ派姿勢に、結果公表後ユーロドルは一時1.1222まで急落する場面もありましたが、米株式市場が堅調推移したことで急反発。1.13近辺まで大きく切り返してアジア時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、未明の急上昇で再び21日線の上に出て本日も21日線がらみで推移しています。
ユーロドルは今晩のECB理事会の結果公表及びラガルド総裁の記者会見待ちですが、一部ではFRBとは対照的にECBが欧州のコロナウイルス感染再拡大を背景に、債券買入による量的緩和の再拡大方針を示すとの見方も出ており、結果が注目されます。

序盤の欧州主要株価指数はFOMC通過後の米市場で株価が堅調推移したことを好感してほぼ全面高。
今晩この後は20:00にトルコ中銀政策金利発表、21:00 英中銀MPC結果発表、21:45 ECB理事会結果発表、22:30 ラガルドECB総裁会見、22:30 米新規失業保険申請件数、11月住宅着工件数、12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、23:15 米11月鉱工業生産、設備稼働率、23:45 米12月製造業・サービス業PMI速報とイベント目白押しです。

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