ユーロドル1.12台に反落、先週末CPI発表後の上昇をすべて吐き出す
13日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.1314で取引が始まったユーロドルは、先週末米CPI発表後に急速に強まったドル売りの反動のドル買戻しと、今週の再緩和策をとるとの思惑が強まっているECB理事会、FOMC等の金融政策会合をひかえてのポジション調整に、ほぼ一方向で下落。夕刻1.13を再び割り込み、先週末CPI発表前の水準を下回って取引されており、東京時間18:30現在は1.1263レベルで取引されています。
先週末の海外市場では発表された米CPIが39年ぶりの高水準となったものの、事前予想と一致したことから発表後はドル売りが強まり、ユーロドルも1.12台後半から1.1324まで急上昇。そのまま1.13台を維持して越週しています。
テクニカルにはユーロドルは、先週後半から21日移動平均線に絡んでの動きが継続しており、上下動は比較的激しいものの、基本的には1.13を挟んでの調整色が強まっています。
序盤の欧州主要株価指数は、ECB理事会を前にして、リスク選好の回復にほぼ全面高。今晩この後、重要な経済指標の発表などは予定されていません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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